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全世界が戦争の無この犠牲者を追慕している時、彼らの生命を奪った戦犯の亡霊を訪ねて日本の高位官僚と政治家が靖国神社に駆けつけ、侵略戦争を「正義の戦争」に、他民族に対する植民地支配を発展と繁栄のための「協力」と「寄与」に罵倒した教科書が新世代の手に握られている。

そうかとすれば、資料的に立証され、国際法的にその違法性が実証された日本軍性奴隷犯罪の真相をなんとしても裏返すために犯罪を認めて自分らが公式に発表した河野談話を見直す、性奴隷強制連行を報道した新聞社を裁判するとして奔走している。

日本がわが共和国のいわゆる「脅威」について大げさにけん伝して反共和国制裁騒動に熱を上げ、総聯(朝鮮総聯)と在日朝鮮人を弾圧し、極度の対朝鮮敵対感情と憎悪心を助長しているのも結局は、数十年にかけて回避してきたわれわれとの過去清算を何としても免れようとするところに、その陰険な目的があるのである。