李明博大統領は24日、天安艦事件の対国民談話で対北制裁を行う事を表明し、これに対し日米は『積極的に支持する』という立場を見せた反面、中国は慎重な立場を見せた。

オバマ大統領は24日深夜に声明を発表し、「北朝鮮の追加攻撃を遮断し、北朝鮮への対応態勢を整える為に韓国と緊密に協力する内容を米軍司令官に指示した」とホワイトハウス が明らかにした。

ロバートギプス ホワイトハウス報道官は「米国は天安艦事件を国連安全保障理事会に回付する李大統領の計画を支持する。米韓両国は緊密な軍事協力基盤を固め、今後、朝鮮半島で共同対応態勢をより一層強化するだろう」と明らかにした。

日本政府もこの日午後、鳩山総理が主宰した安全保障会議で天安艦事件と関連し、追加的な対北制裁方針を議論した。

この日の安保長官会議で、日本の領海や公海上で北朝鮮の貨物を積載の疑いがある船舶に対し、乗船検査を行える『貨物検査特別措置法』のいち早い施行を検討した。

鳩山総理は安全保障会後、李明博大統領との電話会談で天安艦事件の対応として独自対北制裁を検討していと伝えた。

日韓両首脳は今月29日に韓国で開かれる日中韓首脳会談で、中国へ北朝鮮制裁への参加を促すの事で意見が一致したと伝えられた。

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