李明博大統領が今月下旬に予定されている天安艦事件の対国民談話で、金正日の責任問題を直接取り上げ可能性が大きいと明らかになった。
18日の中央日報は政府高位関係者の話を引用し、「談話内容を大統領府が1次議論した結果、李大統領が天安艦事件の金正日の責任問題を取り上げる方案が有力に検討されている。大統領が金正日を名指しまたは、『北朝鮮の最高責任者』という迂迴的な表現で『天安艦事件の責任が金正日にある』という点を強調する方向で議論が進行している」と報道した。
同新聞はまた、政府関係者が「今月20日、合同調査団が調査結果発表文で『魚雷による沈没が確実だ。北の行動以外有りえない』との内容を指摘した後、李大統領が金正日の責任を問う嵐閧ﾆと話した」と報道した。
一方で、18日の朝刊新聞は『民軍合同調査団がペクリョン島近隣の海域で、魚雷のスクリューと推定される破片を発見した』とし、沈没の『決定的証拠』とされている。
専門家は魚雷の推進力を作り出すスクリューは、魚雷が爆発しても完全に消失しはしないという。このスクリュー破片が北朝鮮や中国、ロシア製などと明らかになる場合、国際社会で客観的に『北朝鮮の仕業』を立証する決定的物証になるものと見られる。
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面デイリーNKは天安艦対国民談話で、『金正日の責任問題』を取り上げるという政府関係者の話を積極的に歓迎する。
金正日を直接的に名指しするのは、国際関係や朝鮮半島情勢、北朝鮮内部への影響など大変重要で大きな意味を持つ。
一番目、天安艦攻撃の犯罪行為の主体が2300万北朝鮮住民や朝鮮人民軍でなく、金正日個人という事実を明確にすることであり、これは事実と正確に符合する。北朝鮮の体制では天安艦に対する軍事攻撃は金正日の指示なしでは、可能でない国｢であるからだ。従って金正日を名指しするのは事実関係上で正確な姿勢だ。
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面二番目、未来指向的な南北関係を考えた場合、2300万の北住民は5000万の大韓民国国民と共に半島の未来を切り開く為に、手を握って行かなければならない民族運命共同体であり、兄弟・同胞だ。これらは金日成・金正日の50年間で体系的に作られた全体主義首領独裁の被害者であり、金正日の『人質』であるだけだ。金正日の首領絶対主義が排除されてこそ、北朝鮮住民もはじめて近代化の道を歩く事ができる。
三番目、『金正日』という名前を指名する事によって、北朝鮮住民の潜在意識の『首領様論』を完全に打破することができる。北朝鮮では金正日という同姓同名は有り得ない。自分の息子の名を『金正日』と名付ければ、即政治犯収容所行であり、住民はこの様な考すらできない。
よって今回の事件を契機に金正日の『指導者』、『天出名将』、『不世出の天才』などの称号を全て除去し、北朝鮮住民へ一介の『犯罪者』であり、これまで主体思想や金日成唯一思想体系、金日成主義などで住民を騙してきたという事実をありのまま明らかにすることが重要だ。
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面こうした点で北朝鮮の改革開放と近代化、民主化の真の出発点は金正日が作った首領絶対主義の虚高?高ｬ取ることから始まる。
天安艦事件と関連し、李明博大統領が直接『金正日』を名指しで発表すれば、誰よりも2300万の北朝鮮住民へ大きな力となり、彼らの意識が初めて目覚め始めるだろう。李明博大統領は2300万の住民の心を掴む事ができるだろう。
朝鮮半島統一の道は大韓民国が2300万の北住民の心を掴む事から始めるべきだ。住民の心をつかむことと首領絶対主義の迷信を排除する事は、風