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北の朝鮮中央通信は7日午前、金正日の中国訪問を公式に報じた。

同通信はこの日、「朝鮮労働党の総秘書であり朝鮮民主主義人民共和国の国防委員会の委員長の偉大なる領導者金正日同志が、中国共産党の中央委員会の総書記で中華人民共和国の主席の胡錦濤同志の招待を受け、5月3日から7日まで中華人民共和国を非公式に訪問された」と報じた。

「中国の党や国家領導者や人民は朝中親善の強化・発展に向け、再び中国を訪問した金正日同志を熱烈に歓迎し、最大の誠意を込めて歓迎した」と伝えた。

「金正日同志は中朝親善の絶えない強化・発展に向け、今回の非公式訪問は胡錦濤同志や党、政府の特別な関心と熱い歓待の中で成功裏に行われた」と評価した。

しかし、「金正日同志は中華人民共和国の北東地域を訪問した」と伝えただけで、北京訪問や胡錦濤国家主席との首脳会談に関しては報じなかった。

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北が北京訪問と胡錦濤国家主席との首脳会談に言及しない背景には、中朝間の立場の違いが大きかった為ではないかとの憶測が流れている。北が中国指導部から感じた寂しさが反映されたと考えられる。