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ハンナラ党のキム・ソンWョ政策委議長が、北朝鮮が韓国の住民4人の密入国を発表したことと関連し、「北朝鮮が正常な国家に生まれ変わることを願うのであれば、抑留されている人の身元と、事件の正確な経緯を明らかにしなければならない」と促した。

キム政策委議長は2日午前、国会で開かれた院内対策会議で、「抑留されている人の身元を明らかにしない国はない」と述べ、「国際テロ集団や拉致団体も身元は公開する」と語った。

さらに、「抑留の発浮ゥら4日過ぎたが、政府がまだこれという真相を把握できておらず、事件が長期化する兆しが見られる」とも予想した。

キム政策委議長は引き続き、「北朝鮮が今回の事件を積極的に公開しないことで、対南・対米など多者間交渉で優位な立場になると言うが、どのような意図であれ、民間人の身辺に係わる問題は政治的意図や別の目的に悪用されてはならない」と指摘した。

また、「開城で南北間実務接触が予想されるが、今回の事件が国民の安寧と係わることであるため、(韓国政府は)正確な真相究明を促さなければならない」と付け足した。

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自由先進党のパク・ソン?燈?ケ官もこの日、論評を通じて、「北朝鮮は実務接触で、抑留した韓国の国民4人の身元から明らかにしなければならない」と主張した。

パク報道官は「正常な国家でないとはいえ、口さえ開けば『我が民族どうし』を叫び、同族を抑留しておいて身分も明らかにしないということは、理由はどうであれ正当化することはできない」と指摘した。

パク報道官は「北朝鮮は今、韓国の住民4人を調査中と言いながら、また韓国を手なずけようとしている」と述べ、「政府は北朝鮮が、今日開かれる『南北実務接触』に先立ち、韓国の住民4人の身元と抑留の経緯から、まず必ず明らかにするよう求めなければならない」と強調した。

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特に、「4人の身元の確認が、今日の『実務接触』の前提条件になるべき」と言い、「自国民の生命と安全の確保よりも優先される議題は何もない」と強調した。

北朝鮮は26日に朝鮮中央通信を通じて、「最近該当機関が、我々共和国に不法入国した南朝鮮の住民4人を取り締まった」と述べ、「取り締まられた南朝鮮の住民たちは、該当機関の調査を受けている」と報道している。