1974年生まれとされる雪松氏は、正男氏の妹であり、正恩氏にとっては姉だ。脱北者らの証言によれば、身長165センチほどで目鼻立ちのハッキリした美人タイプ。父親の視察にも同行し、その際は朝鮮人民軍の制服に中佐の階級章を付けていた。
雪松氏は父親からたいそう可愛がられたという。実務やコミュニケーション能力にも長け、秘書的な役割を担っていたとされている。
「トイレ」問題
北朝鮮の独裁者は孤独であり、猜疑心も強い。身の安全のためにも、全幅の信頼を置ける家族に身の回りのことを仕切らせているとされる。