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6ヶ国協議の米国側首席代表である、クリストファー・ヒル米国務省東アジア太平洋次官補が21日、平壌に到着、北朝鮮の核問題の解決のために”我々が今年の春から失った時間を補うことを望む”と語った。

在日本朝鮮人総連合会の機関紙、朝鮮新報によれば、空港に到着したヒル次官補は、訪朝の目的を問う記者らの質問に、”この地域の問題を議論するために来た”と述べ、”我々は6ヶ国協議の過程を進展させることを望んでいる”と明らかにした。

北朝鮮の官営の朝鮮中央通信もこの日、”米国務省次官補、クリストファー・ヒルとその一行が、21日に飛行機で平壌に到着した”と、ヒル次官補の訪朝の消息をすみやかに伝えた。

ヒル次官補は平壌の順安空港での、朝鮮新報とのインタビューで、”この地域の問題を議論するために来た”と述べ、”我々は6ヶ国協議の過程を進展させることを望んでいる”と語った。

朝鮮新報は”アメリカの現職6ヶ国協議首席代表が、朝鮮を訪問するのは初めて”と伝え、”朝鮮側はバンコ・デルタ・アジア(BDA)問題で、6ヶ国協議が膠着状態にあった去年の6月、ヒル次官補を平壌に招待したが、米国側はこれに応じなかった”とこの間の経緯を説明した。

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ヒル次官補は国務省のソン・キム韓国課長と、トム・ギブンス補佐官らとともに、21日午前11時22分に、南側のオサン基地から軍用機で平壌に向かった。

ヒル次官補は22日まで平壌に滞在し、カン・ソクジュ第1外務次官や、金桂冠外務次官らと会い、2.13合意の初期措置の履行と6ヶ国協議の再開の問題、米朝関係正常化の問題などを議論した後、ソウルに戻り、訪朝の結果を報告する予定。

ヒル次官補は空港で出迎えた、北朝鮮の外務省のイ・グン局長と貴賓室で10分間談話した後、平壌市内に向かった。