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再協議を含め、米朝対話が長びく可能性が高まっている。

アメリカと北朝鮮はボズワース代表の訪朝の結果について前向きな評価を出している。北朝鮮は互いにとって有益な会談だったと強調して、アメリカは北朝鮮の6カ国協議への復帰を待っているという反応を見せた。

ボズワース代表が訪朝した際北朝鮮は、自分達の要求をアメリカが受け入れれば、6カ国協議に復帰すると明確に語った。しかし、要求の受け入れ方法と6カ国協議への復帰の時期に関する具体的な協議はなかったという。

ボズワース代表は訪朝の結果を6カ国協議の参加国に説明し、北朝鮮が6カ国協議に復帰するために、時間をかけて参加国が協力する必要があると強調した。

核心は、北朝鮮が平和体制を要求する中、6カ国協議の枠組みの中で核問題の解決を議論するという内容になる可能性が高い。また、北朝鮮との再協議に関して接触が始まると思われる。

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ボズワース代表は12日に北京で、「6カ国協議の再開まで、もう少し忍耐しなければならない」と記者たちに話した。

また、中国政府関係者に訪朝の結果を伝えた後、「6カ国協議をいつ再開するのかということについてはもう少し議論する必要がある。少し待たねばならない」と語ったという。クリントン米国務長官が、「現在は戦略的な忍耐力が試される時」と述べたことを挙げながら強調した。

訪朝の結果については、「外務省のカン・ソクジュ第1副相とキム・ゲクァン副相に会い、非常に実務的で率直かつ前向き、また建設的で有用な対話をした。6カ国協議の重要性と必要性については、9.19共同声明の履行を再開することで意見が一致した」と話した。

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さらに、「再協議の可能性については言及しなかった。今回の対話が6カ国協議の枠組みの中で行われていることを私は強調した」と話した。

北朝鮮は外務省報道官の談話を通じて、「両国は平和協定の締結や関係正常化、経済・エネルギー協力、朝鮮半島の非核化など、様々な問題について長時間にわたって素直に議論した」と発表したが、これについてボズワース代表は、「すべての問題について話し合った」と簡単に言及した。

米朝両国は6カ国協議への復帰について包括的な議論はしたものの、北朝鮮の平和体制の要求に関しては意見の差が縮まらなかったという。

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アメリカは今回の対話について、北朝鮮がこれまでの態度を変えて6カ国協議への復帰の意思に触れたことを高く評価し、今後対話を通じて意見の食い違う部分を無くしていくという意志を見せている。

ボズワース代表は中国とロシアを訪問して訪朝の結果について説明した後アメリカに戻り、今後の2国間対話に備える。アメリカ政府が年末年始の連休に入るため、2国間の接触は1月中旬になると思われる。