北朝鮮の金正恩党委員長は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の弾道ミサイル発射訓練を現地指導した。6日、朝鮮中央通信が報じた。北朝鮮は前日5日、日本海の北海道奥尻島沖にむけて弾道ミサイル3発を発射していた。

弾道ミサイル発射訓練を現地指導した金正恩氏(2016年9月6日付労働新聞より)
弾道ミサイル発射訓練を現地指導した金正恩氏(2016年9月6日付労働新聞より)

金正恩氏は、弾道ミサイルの連発発射訓練が成功したことに大満足し、次のように述べ、「核戦力の強化」を強調した。

「チュチェ朝鮮の初の水爆の雷鳴で荘厳な序幕を開けた歴史的な今年に多段階に収めた核戦力強化の奇跡的成果を引き続き拡大していかなければならない」

現地指導には、李萬建(リ・マンゴン)、李炳哲(リ・ビョンチョル)、金正植(キム・ジョンシク)の各氏をはじめ、朝鮮労働党や国防科学研究部門の幹部が参加した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩最高司令官が火星砲兵部隊の弾道ロケット発射訓練を指導

【平壌9月6日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長である朝鮮人民軍の金正恩最高司令官が、朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊の弾道ロケット発射訓練を現地で指導した。

訓練には、有事の際に太平洋作戦地帯内の米帝侵略軍基地を打撃する任務を受けもっている朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊が参加した。

今回の発射訓練は、実戦配備した、性能が改良された弾道ロケットの飛行安全性と誘導命中性をはじめとする信頼さを再検閲し、火星砲兵部隊の実戦能力を判定、検閲するために行われた。

金正恩最高司令官は発射場に到着して、弾道ロケット発射訓練計画と性能が改良された弾道ロケットの戦術的・技術的諸元を具体的に調べた後、戦略軍司令官に発射訓練を行うように命令を下した。

金絡謙大将の火力打撃開始号令が下されると、弾道ロケットが連発的に飛び立った。

訓練では、火星砲兵部隊のロケット実戦運営能力と弾道ロケットの戦闘的性能が完璧(ぺき)なものに評価された。

弾道ロケット発射訓練を通じて、任意の時刻に任意の場所で敵に先制打撃を加えられる強力な軍種に強化発展した朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊の軍事的威力が全世界に誇示された。

金正恩最高司令官は、弾道ロケットの連発発射訓練が成功裏に行われたことについて大満足し、訓練に参加した戦略軍火星砲兵を祝った。

最高司令官は、チュチェ朝鮮の初の水爆の雷鳴で荘厳な序幕を開けた歴史的な今年に多段階に収めた核戦力強化の奇跡的成果を引き続き拡大していかなければならないと強調し、チュチェの核戦力を全面的に強化して軍事的抑止力をより高い段階に引き上げるうえで提起される課題を提示した。

李萬建、李炳哲、金正植の各氏をはじめ朝鮮労働党中央委員会の責任幹部と国防科学研究部門の幹部が訓練を参観した。

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