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北朝鮮が、江原道(カンウォンド)の元山(ウォンサン)付近に中距離弾道ミサイル「ムスダン」を配備したと韓国の聯合ニュースが14日、報じた。韓国軍当局は、発射に備えて、イージス艦を日本海に出動させたという。

米韓軍当局や韓国政府筋は、北朝鮮が、太陽節(金日成主席の生誕記念日)にあわせて、ムスダンを発射する可能性が大きいと判断しながら、北朝鮮の動向を注視している。

元山付近に1〜2期ほど配備されたミサイルは、移動式発射台が装着された発射車両(TEL)に搭載されているという。ムスダンは、一度も試験発射を経ずに、実戦配備されたが、エンジンの機関と胴体の長さ、弾頭重量などをもとに計算すると、射程距離は3千〜4千㎞に達すると推定される。この距離は、太平洋グアムまで射程距離圏内に入る。