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アメリカのワコビア銀行がBDA(バンコ・デルタ・アジア)の北朝鮮の資金の送金の仲介に関する米国務省の要請を検討していると、ワシントンポスト(WP)が17日報道した。

同新聞はワコビア銀行のクリスティ・ヒィリップス-ブラウン代弁人の言葉を引用して、”米国務省がBDAの資金の銀行間の振込みを、否営利的レベルで助けてほしいと要請してきた”と述べ、”現在、この問題をめぐって政府の官吏と協議中”と伝えた。

更に、”数人のホワイトハウスの官吏がBDA資金の対北送金をアメリカの銀行が引き受けることに反対したが、コンドリーサ・ライス国務長官はワコビア銀行が引き受けてくれることを願っている”と報道した。

ヒィリップス-ブラウン代弁人は、”ワコビア銀行はアメリカの対北朝鮮制裁措置を遵守しながらも、政府のすべての支援要請を真剣に受け入れて、可能な限り協力するために努力している”と言いつつも、”我々は規制当局からの適切な承認なしには、いかなる要請にも同意しない”と語った。

米財務省の制裁措置で取り引きが中断したBDA内の北朝鮮資金の振込みを仲介するためには、米財務省の事前承認がなければならない。

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WPも” ワコビア銀行の仲介のためには、 米財務省が相当な責任免除を付与する必要がある”と指摘した。すなわち、BDAとの金融取り引きを全面禁止したアメリカ法(愛国法 311条)の適用の例外措置が、先行しなければならないということだ。.

また北朝鮮は敵性国であると同時に、大量殺傷武器(WMD)の拡散に関連した疑惑を受けており、こうした国と取り引きを禁止しているアメリカ国内の多くの法条項と銀行の内部規定に、相反する部分が多く、銀行が難色を示している。

米国務省はこの間、北朝鮮の2・13合意の初期措置の履行の障害になっているBDA問題を解決するために、北朝鮮の資金の送金を仲介するアメリカの銀行を探してきたと伝えられた。

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WPの今回の報道に対して米国務省側は、ワコビア銀行の発譜ネ外に、これ以上言及することはないと、17日明らかにした。

ション・メコメック国務省代弁人はこの日の記者懇談会で、”北朝鮮側が多くの銀行と問題解決のために努力しているが、BDA問題が解決されたというどのような公式的な通報も受けることができなかった”と、このように語った。

一方、BDAの北朝鮮の資金をアメリカの金融機関を通じて送金しようとしていた計画が、米国内法の規制のために、事実上実現しにくいようだと、毎日新聞が報道した。

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3月現在、資産規模が7千64億ドルで、アメリカ第4位の大型銀行であるワコビア銀行は、BDAのアメリカ国内の取引銀行だ。1879年に設立され、現在顧客は1千300万人にのぼる。