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そんなリスクがあるにもかかわらず「糞尿泥棒」をやるのは、勤務している機関や工場の上司から「協同農場に糞尿を収めた『確認証』を出せ」とうるさく言われるからだ。

それに目をつけた協同農場の幹部は、6万北朝鮮ウォン(約900円、コメ12キロ分)のワイロを受け取り、糞尿1トンを受け取ったという確認証を発行しているという。

協同農場に収められた糞尿の窃盗が相次ぐ現状に「一度収めた糞尿があちこちめぐって自分のところにまた戻ってくる」などといった笑い話が広まっているという。