韓国の李炳浩(イ・ビョンホ)国家情報院(国情院)院長は30日、北朝鮮の金正恩第1書記が、28日に行われた潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を視察していた可能性に言及した。聯合ニュースが、国会情報委員会での報告内容として伝えた。
北朝鮮メディアは当日の正恩氏の動静を伝えていないが、朝鮮中央通信は正恩氏が27日に実験場所と近い元山の靴工場を視察したと報じている。
北朝鮮は5月に初めてSLBMの発射実験を行った際、正恩氏が視察した様子を写真と動画で公開している。
一方、聯合は30日、日米韓が北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合を今週、ワシントンで行うと報じた。北朝鮮のSLBM開発が議題になる可能性がある。