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イ研究員によると、金正恩氏は幹部に「このヤロー(韓国語でイーセッキ)」や「処刑されたいのか!」などの暴言もはばからず、こうした恐怖統治の長期化で、金正恩氏と核心権力層の間の運命共同体意識が弱体化しているという。

また、金正恩時代の処刑は「政治的、政策的な面からの処刑ではなく、個人的な感情に基づいた処刑が多い。これによって幹部らの不安感が増大して、責任を負う上級職を避ける現象が発生している」と指摘した。

さらに、「恐怖統治を通じて幹部たちに緊張感を注入したり、忠誠競争を誘導するなどの手法で、体制引き締めに一時的な効果を見せた。