人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮民主化委員会の黄長ヨプ委員長(元北朝鮮労働党書記)の親戚3人が、最近北朝鮮を脱出して第3国に留まっているという話が伝わったと、CBSのノーカットニュースが23日に報道した。

この番組は対北消息筋の言葉を引用して、「黄元書記の親戚3人が1ヶ月ほど前に北朝鮮を脱出して、現在第3国の安全な場所で韓国に行くために待機している」と伝えた。

この消息筋は一方で、この人たちの安全の問題のために、脱北した家族と黄氏の正確な姻戚関係や、現在滞在している第3国の位置については言及しなかったとニュースは伝えた。

黄氏にもこうした消息が伝えられたというが、特別な反応はまだ見られない。むしろ北朝鮮政府の逆工作の可能性に注意が向けられているという。

韓国の情報当局も、「黄氏の家族脱北説」を認知しているが、近い親戚ではないと見ている。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

1997年に黄氏が脱北した後、直系の家族だけでなく、親戚のほとんどの人が平南にある特別管理区域に入れられたと言われている。黄氏が脱北した後、夫人と三女が自ら命を絶ったとも言われている。

特別管理区域は警備が厳しくて、脱出を試むこと自体困難だ。そのため実際に脱北したのであれば、黄氏と直接関連がなく、管理区域に入れられなかった遠い親戚である可能性があると思われる。

これに先立ち、開かれた北朝鮮放送が発行している北朝鮮機関誌、開かれた北朝鮮通信が22日に、「6月10日頃に、元北朝鮮労働党国際書記黄長ヨプ氏の親戚3人が居住地からいなくなり、行方不明になって、北朝鮮の保衛当局が捜査に乗り出した」と伝えている。