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「6・10民主抗争」22周期を迎えた10日、午後7時から汎国民大会が行事を控えているソウル市庁前広場と周辺の道路で、行事の主催者側と警察、市民が激しくぶつかり合った。

民主主義回復汎国民大会準備委員会はこの日正午に、聖公会大聖堂で6月民主抗争記念式を開き、行事の準備に取り掛かった。

だが、行事のために準備した資材を広場に設置することを警察が阻んだため、数箇所で団体の会員と警察が衝突した。

9日の午後から2日間、広場に天幕を張って、座り込みをしていた民主党の議員と党の役員200人余りもこの日午前、舞台装置を広場に搬入しようとした際、警察と摩擦が生じた。

この日午前8時頃、舞台装置を積んだ車7台が広場に入ろうとしたが、警察がこれを制止した後、牽引車まで動員して車を移そうとしたため衝突が起きた。この過程で、民主労働党のイ・ジョンヒ議員が気を失って病院に搬送され、カン・キガプ議員などが強く抗議して警察と衝突する場面もあった。

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ソウル広場では市民どうしの衝突もあちらこちらで見られた。「ハンナラ党のフラクだ」という声が上がり、市民たちが押し寄せて1人の市民に暴力を加えたり、「神様を信じなければならない」と話した市民に向かって、「ャ}ン教会は悪」と言って蹴る人もいた。

一部の過激になったデモ隊が、同意しない市民に対して「早くここから出て行きなさい」と言って力ずくで追いやるなど、根拠のない理由をあげて市民が1人の人を殴打する姿があちらこちらで見かけられた。

準備委員会側は今日、警察が広場を封鎖しても予定通り午後7時から広場の周辺で集会を強行する方針だ。

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警察は今回の大会を不法な集会と規定して、戦・義警150余個中隊1万5000人余りを広場の周辺に投入した。行事が純粋な文化祭ではなくなり、過激な動きが見られれば集会の参加者を強制的に解散させるという方針を掲げているため、大規模な衝突が懸念される。