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北朝鮮の司法当局が8日、朝鮮の民族的大罪と不法国境出入の容疑で起訴されたアメリカ人女性記者2人に対して、それぞれ12年の労働教化刑を宣告した。

労働教化刑は北朝鮮の刑罰の1つで、刑期の間刑務所で労働しながら服役する処罰である。

労働教化刑を宣告された人は北朝鮮の国家保衛部の管轄ではなく、人民保安省傘下の教化所(刑務所)に収容する。したがって、教化所の収監者たちは通常、政治犯には分類されない。教化所では家族や親戚の面会や食品などの搬入が許可され、刑期が満了すれば出所できる。

また、北朝鮮は人民保安省の傘下に労働党の幹部や国家的に特別に待偶しなければならない人たちを収容するための、特別教化所を作って運営している。こうした教化所は、他の国内の教化所と比べて施設が非常によく、食事も比較的十分に供給されると言われている。

現在把握されているこうした特別教化所は、平安北道の平城や江原道の元山市にあるそうだ。

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ここに収監された収監者たちは、特別な待遇を受けて比較的軽い労働に従事することになる。また、国際人権団体が北朝鮮の教化所の訪問を要請した時、外国人の参観者にはこうした監獄の査察を許可している。

したがって、アメリカ人女性記者2人も、裁判が終わればこうした特別教化所に収監される可能性が高い。中でも、平壌から近くて面会し易く、北朝鮮の内部が表に出ないピョンソンの教化所が選ばれる確率が高いと思われる。

北朝鮮は2人の記者をここに収監して特別な待偶をし、北朝鮮の収容施設に対して国際社会が提起している人権蹂躙の問題を抑える効果を狙っているようだ。

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北朝鮮が今回の裁判で、記者たちに対して朝鮮の民族的大罪と不法入国の容疑を合わせて、労働教化刑12年という長期刑を宣告したのは、アメリカを強く圧迫しようとする意図からであると予想される。

北朝鮮は2人に対して長期刑を宣告して、アメリカ政府に圧力をかけて問題を長びかせ、米朝交渉を主導する材料として活用すると見られる。