韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相は10日、北朝鮮が核弾頭を搭載したミサイルを実戦配備したかどうかについて「そのような可能性があると見て対応すべき」と述べた。
国会国防委員会の国政監査で、セヌリ党のユ・スンミン議員の質問に答えた。
韓氏はまた、来月10日の朝鮮労働党創立70周年にあわせ、北朝鮮が長距離ミサイルを発射する可能性については「(北朝鮮を)観測している多くの人が、発射の可能性があると見ている」としながらも、「まだ具体的な動きはない」と話した。
一方、チョ・ボグン国防情報本部長は同日、北朝鮮は今年に入り、核兵器の起爆装置を開発するための高爆実験を行っていないことを明らかにした。北朝鮮は昨年、数十回にわたり高爆実験を実施している。