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北朝鮮が「廃燃料棒の再処理開始」で圧迫を強めている中、韓国政府は来月の4〜15日にアメリカのニューヨークで開かれる「2010年核拡散禁止条約(以下、NPT)評価のための第3回会議」で、北朝鮮のNPT復帰を求める予定。

韓国・外交通商部の関係者は27日に、「オ・ジュン多者外交調整官が会議に首席代表として参加する予定。オ調整官は基調演説で北朝鮮のNPT復帰を求める」と話した。北朝鮮は2003年1月にNPT脱退を宣言している。

オ調整官はまた、北朝鮮が寧辺の核施設の再稼動や廃燃料棒の再処理などを始めることについて話し、北朝鮮は6カ国協議を通じた非核化に努めるべきだという意見を表明するという。

これについて韓国・外交通商部のムン・テヨン報道官はこの日の定例記者会見で、「今回の準備会議はアメリカのオバマ政権発足後、初めて開催されるNPT会議だ。特に、軍縮や不拡散分野の進展に対して国際的な関心が高まっている中開かれるため、一層注目されている」と語った。

また、「オ調整官は会議に入る前に、アメリカのワシントンで国務省のローズ・ゴテメーラー検証・軍縮担当次官補に会い、軍縮・不拡散政策について話し合う嵐閨vと話した。

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オ調整官はそこで21日の「開城接触」で先送りされた韓国の大量破壊兵器拡散防止国z(PSI)の参加の意向を再度強調し、適切なタイミングを見て参加するという韓国政府の方針についても話すと予想されている。

北朝鮮の相次ぐ「核の圧迫」は、韓国政府にとっては「想定済みのこと」だ。そのため、「静かで慎重な」外交的接近方法が強調されている。今回の会議で北朝鮮のNPT復帰を求めているのもこうした外交戦略の1つと考えられる。