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米国務省が、北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)以外でも核施設を秘密裏に運営している可能性を指摘している。

国務省は5日に発表した「2015軍備統制・不拡散・軍縮履行報告書」で、「米国は北朝鮮国内に、ほかにも未申告の核施設が存在するという明確な可能性があると信じている」と主張している。前年度版の報告書にはなかった記述だが、秘密の核施設が存在すると推定される場所や施設の種類については言及していない。

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また、「シリアは2007年9月まで北朝鮮人の助力を受け、アルキバルの未公開原子炉を建設した」と言及し、北朝鮮とシリアのコネクションへの関心を示した。

一報、同報告書は北朝鮮の生物兵器の脅威についても「米国は、北朝鮮が生物兵器を攻撃に使用することを依然として考慮していると判断する」としながら、「北朝鮮は長期にわたり生物兵器能力を確保してきており、生物兵器プログラムを支援する諸般施設を備えている」と指摘している。