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国際的な人権団体であるフリーダムハウスが9日(現地時間)に、スイスのジュネーブで開かれている国連人権理事会で、北朝鮮やスーダンなどが世界最悪の人権弾圧国だと発表した。

フリーダムハウスはこの日、「世界の自由の状況に関する報告書 2009」を発表して、北朝鮮以外にもスーダンやミャンマー、ギニア、リビア、ャ}リア、トルクメニスタン、ウズベキスタンなど8ヶ国を世界で一番自由が制限された国家に分類した。

北朝鮮は、フリーダムハウスが各国の人権状況の評価を開始した1973年から今年にかけて、37年連続で最悪の人権弾圧国にあげられている。北朝鮮に次いで最悪の人権弾圧国家に選ばれたスーダンは、最近オマル・アル・バシール大統領が現職国家元首としては初めて国際刑事裁判所(ICC)から逮捕令状を発行された。

報告書は北朝鮮のことを「マルクス-レーニン主義一党体制」と紹介した後、「北朝鮮政権は政治的変化を拒否して、反対派を弾圧して、人権活動家を処罰すると同時に、そこにはどのような形の独立的な司法機関もない」と指摘した。

また、「こうした国家では日常生活に対する政府の統制が広範囲に行われており、独立機関と野党の活動は禁止または抑圧されている」と述べ、「独立した思想や行為に対する処罰への恐怖が、日常生活の一部になっている」と評価した。

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報告書はこれ以外にも、中国のチベット自治区やロシア南部のチェチェン共和国も抑圧的な政権の統治を受けている地域に分類している。

全世界196ヶ国の中で、人口の46%にあたる89ヶ国で基本的な人権と政治的な自由が広範囲にわたって尊重されていると報告書は分析している。

だが、全体の人口の22%にあたる42ヶ国では自由が保障されておらず、残りの20%にあたる62ヶ国では自由が部分的に保障されていると指摘した。