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黄長ヨプ北朝鮮民主化同盟委員長が、“アメリカが北朝鮮に穏健な立場を見せる状況で、ハンナラ党が必ず大統領選挙で勝利するとは言い難い”と語った。

黄氏は20日、ソウル某所で開かれた青年・学生との懇談会で、“アメリカが対北政策に対する失敗を隠すため、(2・13合意を締結して)対北金融制裁を解除してやったことは、大きな過ち”と、このように明らかにした。

黄氏は“アメリカ政府も現在の立場では党派的利害関係によって動く可能性がある”と述べ、“原則的立場から遠い将来を見通す時、アメリカの戦略は過ちだと言えるが、だからといってアメリカに対してデモをする必要はない”と語った。

更に、”私たちとしては、韓米同盟を強化しながら、北朝鮮の核問題を解決して行かなければならない”と付け加えた。

また、“原則的立場から見たら、北朝鮮が核をあきらめれば援助をやるという考えからして誤っている”と言い、“核の保有は別にして、北朝鮮政権が人民たちを抑圧して、飢え死にさせているのかということを基準にして、北朝鮮を評価しなければならない”と指摘した。

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黄氏は最近、ハンナラ党の対北宥和政策での変化の動きについて、“信念がなく、戦略的な見解もない”と指摘しつつ、“大統領選挙の戦略とすることはできるが、対北政策は金正日ではなく、北朝鮮の住民を助けるものでなければならない”と憂慮した。

更に、“アメリカが北朝鮮に融和的立場を見せている状況で、ハンナラ党の大統領選挙の勝利は容易ではなくなるだろう”と言い、“ハンナラ党が必ず勝利するとは考えにくい”と予測した。

このように、国内外的な状況が、金正日政権にとって有利な方向に流れることについて、“金正日の大きな勝利”、“同時にアメリカの大きな敗北であることは言うまでもない”と指摘した。