北朝鮮「空軍大学」で吊し上げ…将校対象に”一斉検閲”を開始

北朝鮮当局は、この事件を一部将校の逸脱行為ではなく、軍事教育機関全体の思想規律の緩みを示す重大事案と位置付けたとされる。そのため、同様の事例が他の教育機関にも存在する可能性があるとして、検閲を全軍の軍事教育機関へ拡大したという。

軍の教育機関は将来の指揮官や専門人材を育成する中枢であり、そこで韓国や米国の映像コンテンツが流通していたことは、金正恩政権にとって思想統制上の深刻な脅威と受け止められた可能性が高い。軍内部では近年、ロシア派兵などを通じて海外との接点が増える中、外部情報の流入を警戒する動きが一段と強まっており、今回の検閲も長期化するとの見方が出ている。