北朝鮮の新型駆逐艦、日本海から黄海に配備変更か…金正恩氏「基地不足の克服を」

専門家の間では、東海側の海軍基地はこれまで小型艦艇や潜水艦の運用を前提として整備されてきたため、大型駆逐艦を常時配備・維持する能力が十分ではない可能性があるとの見方が出ている。南浦造船所で建造された「崔賢」を当面は西海艦隊に所属させ、東海側で新基地の整備が進んだ後に再配置するシナリオも考えられる。

金氏は演説で、新たな5カ年計画期間中に「崔賢」級以上の水上戦闘艦を毎年2隻建造し、1万トン級巡洋艦の建造も進める方針を表明した。大型艦隊の整備を加速させる一方で、その運用を支える基地建設を急ぐ必要性が、今回の配備変更という形で表面化した可能性がある。

「崔賢」の所属変更は、北朝鮮海軍が外洋展開能力を備えた「大艦隊」への転換を目指す過程で、艦艇建造だけでなく基地・補給・整備体制の整備という新たな課題に直面していることを示す出来事として注目されそうだ。

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