「好きなように運転させろ」金正恩、当局のマイカー取締りに喝
北朝鮮では過去にも、個人経営を事実上容認した後、事業が拡大すると「非社会主義」摘発や党中央の検閲を理由に資産を没収した例が繰り返されてきた。
情報筋は「今回は『24時間自由に運転してよい』と言われているが、それが将来的に別の形での摘発や没収につながるのではないかと疑う住民も少なくない」と語っており、当局の規制緩和を歓迎しつつも、その真意を慎重に見極めようとする空気が広がっているようだ。北朝鮮では近年、自家用車の普及が急速に進んでいるとされる。政権は市場経済化の進展によって蓄積された個人資金を消費へ誘導する狙いから、自家用車制度の整備を進めてきたとみられるが、住民の間では「認められた財産も、政権の判断一つで失う可能性がある」との不安が依然として根強く残っている。
