北朝鮮から「個人情報」を要求された貿易業者が取引を拒絶する例が続出
情報筋は「以前ならその場で決められた商談でも、今は何段階もの承認が必要になった。その間に価格が変わったり在庫がなくなったりして契約できないこともある」と話す。また、新規取引先の開拓が難しくなった結果、既存の取引先への依存が一段と強まっているという。
現場では「コロナ前にも国家の管理はあったが、ここまで細かくはなかった」との声が上がっており、「商売より統制の方が厳しくなった」と不満が広がっている。貿易正常化を目指す一方で監視と統制を強める当局の姿勢が、皮肉にも新規取引の停滞を招き、中朝貿易の回復にブレーキをかけている面があるようだ。
