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北朝鮮がアメリカとの核検証の交渉の過程で、アメリカに国際金融機関への加入を保障してほしいと要求してきたことが分かった。

RFA放送が、最近平壌を訪問したワシントンの北朝鮮専門家の言葉を引用し、“北朝鮮は核検証の交渉の過程で、(北朝鮮が)国際通貨基金(IMF)とアジア開発銀行(ADB)に加入することをアメリカが確約してくれるよう、核検証の同意に対する担保として要求した”と、17日(現地時間)に伝えた。

この専門家はこうした北朝鮮の要求は、“ADBから利子の負担なしに、安く資金を借りて使うことができるため、ADBに加入することを望んでいるようだ”と説明した。

北朝鮮は93年にADB加入の申請書を初めて提出しており、韓国政府も‘北朝鮮のADB加入に反対しない’という立場を取ったが、ADBの最大の持分があるアメリカは、北朝鮮がテロ支援国から解除されないまま北朝鮮をADBに加入させることは時期尚早と言い、反対して霧散になった。

これに対して、日本も日本人拉致被害者問題の解決なしには北朝鮮をADBに加入させてはならないという立場をとっており、北朝鮮のADB加入には否定的だと専門家は語っている。

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更に、“北朝鮮はまた、IMF加入をアメリカが支援してくれるよう要請した”と言い、“北朝鮮が国家や社会の統計資料を持っておらず、IMF加入は現実的に難しいというIMF側の北朝鮮加入不可の理由を、アメリカが北朝鮮に説明した”と放送は伝えた。

これに対して北朝鮮は、“10月に国連が主導して、北朝鮮の住民の人口調査が実施されるという点を伝え、アメリカにIMF加入の支援を要求してきた”ことが分かった。

だがアメリカは、“重要なことは核の検証で、この検証手続きによって北朝鮮がテロ支援国から解除され、その後北朝鮮の国際機関への加入が議論できる”という立場を伝えた。

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一方この専門家は、“北朝鮮はブッシュ大統領が最近の韓国訪問で、共同声明を通じて北朝鮮の人権問題を取り上げたことも不快に思っている”と語った。

更に、“これ(北朝鮮の人権問題の提起)を機会に、北朝鮮はブッシュ政府とは核の錐垂ナ核交渉にけりをつけて、次期政府で他の解決方法を模索することにしたようだ”と述べた。