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自由先進党のイ・フェチャン総裁が4日、“南北関係の一時的な梗塞でもたらされる困難は、真の朝鮮半島の平和のために一度は経験しなければならないことであるため、我慢して耐えようと国民に訴えなければならない”と強調した。

イ総裁はこの日午前、北朝鮮軍の談話について党の役員会議で、“金泳三政府の時のように、北朝鮮はアメリカとは‘肩を組み’ながら南側の要求は無視する、いわゆる通米封南を試みるだろう”と言い、このように明らかにした。

イ総裁は更に、“北朝鮮はおそらく‘テロ支援国解除’や‘敵性国交易法の終了’という、‘大きな贈り物’を握っているアメリカに対しては、今後もかなりやわらかな対応をしながら、李明博政府には限りなく悪く荒く行動するだろう”と予想した。

また、“(今後北朝鮮は)南北関係を梗塞させ、韓国の国民を不安にさせようとするだろう”と言い、“だがこれにつまずいてはならない。このような試練は正しい南北関係の再確立のために、一度は経験しなければならないことで、勝ち抜けなければならない”と強調した。

イ総裁は“過去にも政権の初期に、北朝鮮は韓国政府の懐柔を続けてきた”と言い、“金泳三政府の時から始まり、金大中政府、甚だしくは盧武鉉政府までも相変わらず続いてきた懐柔の連続にすぎない”と主張した。

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またイ総裁は北朝鮮軍の談話を、‘新政府の懐柔のための不合理説であると同時に横車’と規定し、“もし政府が焦りや弱腰な姿を見せたら、金正日はこれからも私たちを悩ませ、政権が続く間北朝鮮に引きずりこもうとするだろう”と指摘した。

更に、“北朝鮮が私たちを懐柔しようとしたら、私たちも対応しなければならない”と述べ、“北朝鮮の政治ショーに無防備でやられず、力強く実効性がある対北政策の原則を正しく立ててほしい”と要求した。

イ総裁は引き続き、“270人余りの私たちの国民を北朝鮮に残しておいたら、第2、第3の金剛山事件を自らもたらす近道になるだろう”と言い、金剛山の人員の撤収は勿論、“開城観光も早く中断しなければならない”と要請した。

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また、“彼らが私たちの国民を侮辱的かつ不名誉に追放する前に、韓国政府が進んで撤収させなければならない”と付け足した。