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政府が22日午前、国務会議で中央大学のチェ・ソンホ(50)教授を人権大使に任命する案を通過させた。

この日、ハン・スンス総理の主催で開催された国務会議で、人権大使にチェ教授を選任する外交通商部の提案が審議され、議決した。これにより、チェ教授は早いうちに李明博大統領から辞令を受け、公式に業務を開始することになる。

チェ教授は学界の代表的な北朝鮮人権問題専門家で、政府が北朝鮮の人権を考慮して任命したと判断されている。2001年にパク・ギョンヮ≠ェ初代人権大使に任命された後、金大中・盧武鉉政府では、人権大使が北朝鮮の人権問題に対して積極的な立場を明らかにしてこなかった。

チェ教授はソウル大学法大で、法学学士・修士・博士の学位を取得した後、陸軍士官学校や統一研究院などを経て、1999年から中央大学法大の教授として在職している。

国際法の専門家であるチェ教授は、北朝鮮の人権問題を国際法の側面から公論化する活動をしてきた。また、盧武鉉政府の時に、北朝鮮の人権を度外視した太陽政策の推進を批判して、ニューライト全国連合共同常任代表を務めた。

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チェ教授は“大韓民国の憲法で北朝鮮の住民を大韓民国の国民と見なしている以上、韓国の住民とまったく同様に北朝鮮の住民の人権の保障と改善のために努力する義務がある”と、国会レベルの‘北朝鮮人権法’の制定にも積極的である。

大使は無報酬の名誉職だが、外交官パスポートが発給され、公務出張の場合、航空券と滞在費用などの経費はもちろん、現地公館の支援も得られる。任期は1年で、任務遂行上必要な場合、1年に限り延長が可能だ。