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政府の‘点検評価団’が19日、現代アサンの金剛山と開城観光事業に対する調査に本格的に乗り出した。違法の事実が明らかになった場合、処罰する方針だ。

これに先立ち、政府は現代アサンの金剛山、開城観光の現況と実態を点検し、改善対策をとるため、18日に国務総理室の外交安保政策官と統一部、文化観光部、警察庁の課長級の人からなる‘点検評価団’を構成した。

統一部は現在進行中である現代アサンの金剛山と開城観光事業に対する点検の結果、明らかな違法の事実が見つかれば、適切な手続きを踏んで会社を処罰できると明らかにした。

統一部のキム・ホニョン代弁人はこの日のブリーフィングで、“金剛山、開城観光事業の点検評価の結果、違法の事実が発見されたら当然処罰しなければならない”と言い、“これは原論的な話で、まだ(処罰の可否について)嵐fするのは時期尚早”と言い、“点検評価団は、事業の点検と改善対策に重点を置いている”と語った。

李明博大統領は18日、新政府になり初めて開かれた国家安全保障会議(NSC)で、金剛山観光客射殺事件に対して、“現代アサンの責任についても総合的な点検が必要”と指摘した。

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キム代弁人は更に、国家保安法や南北協力基金の関連事案が点検の範囲に含まれるのかという質問に対し、“点検評価団の点検項目は、金剛山と開城観光事業全体を網羅したものであり、ある一分野に限ったものではない”と言い、可能性を否定しなかった。

キム代弁人は現代アサンに対する鑑査院による別途の監査も考慮しているのかという質問に、“聞いてはいない”と答えた。

金剛山射殺事件の政府合同調査団は、前日に開城を訪問して観光地域の安全施設を点検してきた現代アサンのユン・マンジュン社長一行から結果の報告書と、金剛山海水浴場のパノラマ写真1枚、ビーチホテルのCCTVの配置図1枚を受け取ったという。