北朝鮮で「富の象徴」となったこのアイテムの正体は…

他地域でも似たような状況が起きている。

咸鏡南道の消息筋は「金のある家は企業所に裏金を渡して電気を引き込み、電気炊飯器を使用しているが、電気検査に来た配電部職員に摘発されることもある」とし、「しかし摘発された側が『中国製なのに、どんな根拠で韓国製だと言うのか』と反論すると、配電部職員もそれ以上どうにもできない」と語った。

配電部側も最後まで追及するより、賄賂を受け取って引き下がる場合が多く、住民の間では「電気検査の目的は結局カネ集めだ」という声まで出ているという。問題視しても得るものがないため、配電部職員も“見て見ぬふり”をして賄賂を受け取るというわけだ。

消息筋は「以前は韓国製炊飯器から韓国語音声が流れるため使用を避ける雰囲気もあったが、最近は音声を中国語に変更して使えるので心理的負担が減ったようだ」とし、「どれだけ取り締まりが強化されても、良い製品は結局韓国製だという認識が強く、トンジュを中心に韓国製品を求めて使う傾向が続いている」と伝えた。