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ファン・ジャンヨプ北朝鮮民主化同盟委員長は、北朝鮮が金融制裁措置の緩和の対価として、寧辺の5MW原子炉など、核施設に対する凍結措置をアメリカに提案したことについて、“北朝鮮の核問題の解決には役に立たない”と言い切った。

ファン委員長は自由北朝鮮放送の‘ファン・ジャンヨプ講座’で、“北朝鮮は寧辺地区にある核施設を中断するというものの、それは既に持っている核は保有するということである”と言い、“それを持っているのに何を解決するというのか”と詰問した。

ファン委員長は“北朝鮮は(核施設を凍結する場合)既にパキスタンと共に新しい設備を大規模に建設しておき、核を作るだろう”と言い、“北朝鮮が核施設を凍結すると言っても意味がない”と皮肉った。

ファン委員長は“北朝鮮が核施設を凍結することになれば、アメリカは自分たちが圧力をかけて成功したと言うだろう”と述べ、“北朝鮮に精通している中国も反対しないだろう”と語った。

更に、“韓国も私たちが太陽政策をしたから北朝鮮が核凍結をしたという方向に出るだろう”と言い、アメリカと中国、韓国は、それぞれ自分たちの外交的成果をあげることだけに汲々としているという憂慮を示した。

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これにより、“北朝鮮が6カ国協議で得るものが増え、金正日政権は一層強化されるだろう”と述べ、“このまま行けば、韓国の政治は言うまでもなく、親北朝鮮反米勢力が一層強化される可能性がある”と主張した。

ファン委員長は“まず韓国で親北朝鮮反米政権を民主主義政権と入れ替えなければならない”と述べ、“政権を入れ替えてこそ、北朝鮮の中国式改革・開放の問題を解決することができる”と語った。

更に、“金正日政権の命脈は中国が握っているので、中国が反対しないやり方で金正日政権を除去しなければならない”と述べ、“このための方法は、北朝鮮を中国式に改革・開放させることである”と付け加えた。