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先週北朝鮮を訪問して金桂冠北朝鮮外務省次官に会ったデビッド・オルブライトアメリカ科学国際安保研究所(ISIS)所長が、北朝鮮が寧辺の核施設を凍結しても、短期間の内に再稼動できるレベルにとどまると明らかにした。

オルブライト所長は6日、ラジオ・フリー・アジア(RFA)とのインタビューで、“北朝鮮が言う初段階措置の核凍結というのは、わりと早く再稼動が可能な状態の凍結を言っていると思われる”と述べ、“北朝鮮は一ヶ月位で再び再稼動させることができるレベルの核凍結を望んでおり、原子炉を再稼動するまで1年以上かかる核凍結のレベルでは合意しないだろう”と明らかにした。

彼は金桂冠外相との会見について、“北朝鮮は5MW原子炉だけでなく、プルトニウムを抽出する放射化学実験室も凍結する意志があると語った。また、国際原子力機関(IAEA)の監視を受け入れる意思も明らかにした”と伝えた。

オルブライト所長は“北朝鮮が言った初段階の核凍結というのは、これ以上核兵器の原料であるプルトニウムを生産しないということ”と述べ、“金次官は初段階である核凍結措置後、次の段階では必ず北朝鮮に対する軽水炉の提供の問題が議論されなければならないという点を確認した”と説明した。

また “北朝鮮は軽水炉事業が再び始まるまでは、核の凍結以上の措置に出るとは思えない”と言い、“しかしアメリカは北朝鮮のこのような主張を受け入れることができないという立場だから、ブッシュ政権の任期末までにこれ以上の会談の進展は難しいかも知れない”と語った。

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更に、“このような措置に対して、北朝鮮の望む対価はまず電力だが、その量は94年のジュネーブ合意のレベルより多いようだ”と言い、“隣国から送電するやり方や、重油の形態での支援も良いという立場だった”と説明した。

彼は“北朝鮮はまた、アメリカが北朝鮮との関係正常化のための法的障害物を解除することを望んでいる”と述べ、“例えばアメリカが北朝鮮をテロ支援国家に指定したことがあげられる”と付け加えた。

金融制裁問題については、“北朝鮮側はバンコ・デルタ・アジア(BDA)に凍結された資金の問題が解決されない場合、核の凍結にも合意することができないという立場を明らかにした”と述べ、“もし北朝鮮が合意によって核の凍結の状態に入っても、アメリカが再び他の北朝鮮の口座を凍結する措置を取ったら、北朝鮮は抑止力を強化した他の措置で、アメリカに仕返しすると言った”と明らかにした。

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しかし、具体的に抑止力の強化の措置が何であるかは、明らかにしなかったという。

オルブライト所長は、北朝鮮政府の招請で、先月の30日から今月の3日まで、前アメリカ国務省官吏、ジョエル・ウィット氏と北朝鮮を訪問していた。