一方で、北朝鮮とイランはミサイル分野などで長年にわたり「断続的ながら緊密な関係」を維持してきたとされ、ロシアを軸とした協力枠組みにおいても接点を持つ。また、過去には中東に派兵してイスラエル軍と戦ったことさえある。
(参考記事:第4次中東戦争が勃発、北朝鮮空軍とイスラエルF4戦闘機の死闘)そうした事実と今回の対応の落差を見ると、同サイトが述べているように、北朝鮮には対イラン関係の今後の深化について慎重に見極める姿勢がうかがえる。
北朝鮮はまた、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長の談話などで、世界各地で戦争が発生している現状に言及しつつ、敵対勢力への強硬姿勢を示唆しているが、イラン情勢への直接的な踏み込みは避けている。
同サイトは、こうした一連の動きについて、「北朝鮮はイラン戦争をめぐり明確な立場表明を控えつつ、情勢の行方を慎重に見守っている」との見方を示している。
「核で米空母を無力化せよ」金正恩氏、軍上層部に指示
韓国の独立系メディア「サンドタイムズ」は19日、北朝鮮が米国とイスラエルによる対イラン軍事攻撃を受け、「核を保有しない国家は戦争の惨禍に直面する」との論理を軍上層部に強調し、核戦力強化を指示したと報じた。特に、米軍の空母打撃群を念頭に置き、有事の際に海上でこれを無力化するための海軍核武装を加速する方針が示されたとしている。
