特に、過去に最前線部隊で服務した経験を持つ親ほど、子どもを配属させまいと強く望む傾向があるという。

さらに、軍配属を巡っては、人的関係や金銭による調整の可能性も指摘されている。消息筋は「資金やコネがあれば志願しても前線送りを回避できる場合がある」とし、有力者の家庭では後方部隊、なかでも軍団や師団直属の部隊が好まれると語った。

北朝鮮当局が若年層に対し前線志願を促す背景には、兵力確保とともに体制への忠誠心を強化する狙いがあるとみられるが、住民の間では不安と反発が静かに広がっている。