これに伴い、国防省や総参謀部を含む軍指導部は、今月末に予定される戦闘政治訓練の評価を前に警戒態勢を強化。海軍司令部や東海艦隊も実戦を想定した準備に入ったと伝えられる。
一方、北朝鮮は今回の中東情勢を単なる地域紛争ではなく、米中間の戦略競争の延長と位置付けているという。米国の対イラン攻撃について、中国の経済的台頭を抑制し、北朝鮮の供給網を遮断する意図があるとの認識を示し、中国との協力強化を外務・貿易部門に指示したとされる。北朝鮮は最近、対中関係の修復に向けた動きを見せており、党大会で国際担当ポストを復活させたほか、中国側要人を招いた行事も開催した。報道は、こうした動きと今回の指針が連動している可能性を指摘している。
サンドタイムズは、北朝鮮が中東情勢を「核抑止力の必要性」を裏付ける事例として積極的に利用しつつ、海軍戦力と対中関係の双方を強化する方向に舵を切っていると分析している。
