鄭氏は「北朝鮮の核問題は現在進行形だ」と強調し、「まず核活動を停止させることがカギになる」と述べ、核活動の凍結を非核化交渉の出発点とすべきだとの認識を示した。
一方で、韓国政府は外交面での環境整備も進める方針だ。鄭氏は同委員会に提出した業務報告で、朝鮮戦争の終結を宣言する政治的合意、いわゆる平和宣言の推進を掲げ、将来的な平和協定締結に向けた議論を進める考えを示した。さらに、中国、日本、ロシアとの戦略的意思疎通を強化し、とりわけ中国やロシアとのハイレベル対話を通じて北朝鮮を対話の場に引き出す外交努力を続けるとした。
ただ、米国が中東でイランへの軍事圧力を強める中、北朝鮮の核開発が同時並行で進んでいる可能性が改めて浮上した形で、東アジアの安全保障環境への影響も懸念されている。
