ただし、IAEAの実際の報告では寧辺と降仙の2か所に言及するにとどまっており、亀城については含まれていないとされる。

亀城が核関連施設の所在地として研究者らの分析で取り沙汰された例はあるが、政府レベルで公言されるのは今回が初めてとみられる。

また鄭氏は、北朝鮮のプルトニウム生産能力についても言及した。昨年、寧辺の5メガワット原子炉から燃料棒が取り出され、約16キロのプルトニウムが抽出されたと推定されると説明。さらに、過去約30年間で同原子炉から6回にわたり計100キロ前後のプルトニウムが取り出された可能性があるとした。

これは理論上、プルトニウム型核兵器およそ20発分に相当する量とされる。