北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩総書記が27日に平壌の党中央本部で主要指導幹部と軍指揮官に会い、特別に準備した贈り物を授与したと報じた。その中で、金正恩氏の妹である金与正(キム・ヨジョン)氏を「朝鮮労働党中央委員会の総務部長」と明記し、これまで公式に確認されていなかった党内での肩書が初めて明らかになった。

金与正氏は今後、党運営の核心を占めていくと見られる。

同通信によると、金正恩氏は主要幹部や軍指揮官に新型の狙撃銃を自ら手渡し、「党と革命、祖国と人民のために果たしてきた労苦への評価であり、絶対的な信頼の表れだ」と述べた。贈呈の場には、党中央軍事委員会の委員や人民軍の主要指揮官に加え、政治局常務委員の趙甬元、金才龍両氏とともに、金与正総務部長の名が列挙された。

金正恩氏は幹部一人ひとりに武器証書を直接授与し、射撃場で共に実弾射撃を行った後、記念撮影も行った。同通信は娘のジュエ氏が試射する写真も公開。贈り物を受けた幹部らは「第一の忠臣として生を輝かせる」と忠誠を誓ったと伝えた。