米国や韓国の軍事専門家の間では、北朝鮮の「ユーゴ級」や「ヨノ級」と呼ばれる沿岸用潜水艦を原型に、イランが独自改良を施したとの見方が定着している。両国は弾道ミサイルやロケット技術にとどまらず、潜水艦分野でも長年にわたり協力関係を築いてきたとされる。(参考記事:第4次中東戦争が勃発、北朝鮮空軍とイスラエルF4戦闘機の死闘)
革命防衛隊海軍は、こうした小型潜水艦に水中ドローンや対艦巡航ミサイルを組み合わせ、「群狼戦術」と呼ばれる飽和攻撃を想定している。大型で高価な米空母に対し、安価で多数運用できる兵器を集中投入することで、作戦遂行能力を奪う狙いだ。ただ、米海軍は原子力潜水艦、イージス艦、対潜哨戒機、ヘリコプターによる多層防御体制を構築しており、専門家の多くは「単独、あるいは少数の小型潜水艦で空母を撃沈するのは極めて困難」と指摘している。
