同通信の報道全文は次のとおり。

新たに建造された駆逐艦の進水式

【平壌5月22日発朝鮮中央通信】新たに建造された5000トン級駆逐艦の進水式が5月21日、清津造船所で行われた。

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、進水式を参観した。

駆逐艦の進水過程に重大な事故が発生した。

進水の過程に未熟な指揮と操作上の不注意によって台車移動の平行性を保つことができなかった結果、艦尾部分の進水送り台が先に離脱して座り、一部の区間の船底の破孔によって艦の均衡が破壊され、艦首部分が船台から離脱しない重大な事故が発生した。

金正恩総書記は、事故の全過程を注視し、これは単に不注意と無責任感、非科学的な経験主義によって生じた到底あり得ず、到底許せない深刻な重大事故、犯罪行為であると厳しい評価を下した。

金正恩総書記は、わが国家の尊威と自尊心を一瞬にして落とした今回の事故に責任のある党中央委員会軍需工業部と国家科学院力学研究所、金策工業総合大学、中央船舶設計研究所をはじめとする関連単位と清津造船所の当該の活動家たちの無責任な過ちは来月に招集される党中央委員会総会で取り扱わざるを得ないであろうと厳しく警告して追及した。

金正恩総書記は、駆逐艦を早急に原状復原することは単なる実務的問題ではなく、国家の権威に直結した政治的問題であるから党中央委員会6月総会以前に無条件に完結すべきである、こうして必ず清津造船所と羅津造船所の労働者階級の燃えるような愛国忠誠と勤労の献身が国防力の強化に寄与した誇るべき偉勲で光り輝くようにすべきであると強調した。

金正恩総書記は、事故調査グループの活動に関連する重要指示を下した。---