北朝鮮の金正恩総書記が(国務委員長)が、水害被災地に新しく建てられた学校に楽器を送った。朝鮮中央通信が伝えた。
2024年7月末に起きた水害で、平安北道(ピョンアンプクド)と慈江道(チャガンド)、両江道(リャンガンド)は甚大な被害を負った。金正恩氏は水害直後に被災地を訪れ、救出活動を指揮した。その後、被災民を平壌に呼び寄せ、同年12月21日には復興住宅の竣工式を行うなど、復旧事業を積極的に進める姿勢を見せている。
同通信によると、金正恩氏は「ピアノとアコーディオン、ギター、御恩琴、伽倻琴、ハーモニカ」などの楽器を贈り、現地で楽器授与の集会が行われた。
集会では、「新義州市下端第1高級中学校、義州郡西湖高級中学校、城干郡光明高級中学校、前川郡花岩小学校武坪分校、金亨稷郡三浦高級中学校などの集会の参加者は、全国の子どもの慈父、父兄になって肉親の愛と情を注ぐ金正恩元帥の懐こそは、この世の最も偉大な懐であると感激を吐露した」と同通信は伝えた。