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北朝鮮の金正恩が国連安全保障理事会の対北制裁決議が採択されたことに反発し、「国家的重大措置」をとると表明してから(27日朝鮮中央通信の報道)四日後、北朝鮮全域に戦闘動員準備態勢を宣布したと伝えられる。

北朝鮮は戦争やこれに準ずる危険な状況が発生すると、国防委第1委員長(金正恩氏)が戦闘動員準備、戦闘動員、準戦時、戦時状態などを宣布することができる。

咸鏡北道の内部消息筋は30日、「今日0時付けで戦闘動員準備態勢が宣布された」と伝えた。北朝鮮は前日の29日、軍部隊非常召集令を発令し、幹部らの勤務位置離脱を禁止している。

消息筋は「29日の夜から国家非常事態が宣布されたと告知され、0時を境に電撃的に戦時に準ずる状態が宣布された。労働赤衛隊に木銃ではない本物の銃が支給され、保安員らが秩序維持体制に入った」と話した。

このような状態について、消息筋は今回の措置が最高司令官の命令として下される、戦時状態又は準戦時状態へと進むかは追加確認が必要だと付け加えた。

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戦闘動員準備態勢は非常事態の下に、北朝鮮軍最高司令官の名で北朝鮮軍及び全武装兵力に下される作戦命令。最高段階の戦時状態から準戦時状態、戦闘動員態勢、戦闘動員準備態勢、戦闘警戒態勢、警戒態勢などに区分される。