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同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人強制連行被害者・遺族協会の代弁人が談話発表

【平壌3月10日発朝鮮中央通信】朝鮮人強制連行被害者・遺族協会のスポークスマンが9日、発表した談話「日帝がわが人民に働いた反人倫的蛮行は必ず計算されるであろう」の全文は、次の通り。

わが国が日帝の野蛮な植民地支配から解放された時からほぼ80年という歳月が流れたが、日帝の強制拉致犯罪によって冷たい異国の地に連行され、恨みを抱いて倒れた霊魂の血の絶叫は、今日も激しくこだましている。

20世紀に日帝が強行した前代未聞の反人倫的犯罪史の節目には、わが国を軍事的に併呑した後、840万余人の朝鮮人青壮年を強制的に連行して侵略戦争の場や苦役場に弾除け、労働奴隷として駆り出したばかりか、米軍の大空襲の際、大量殺傷を余儀なくされた歴史的事実も歴々と記録されている。

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日帝が挑発した太平洋戦争の末期である1945年3月10日と13日、数百機に及ぶ米軍のB29大型爆撃機が日本の東京と大阪に飛来して焼夷弾などの爆弾をやたらに投下して大々的な空襲を加えた。

当時、日帝は人間以下の冷遇と蔑視を受け、危険でつらい労働に虐げられていた朝鮮人が空襲の混乱した隙を利用して逃走しうると言い散らし、彼らを集団的に閉じ込めて行き来できないようにし、その結果、多くの朝鮮人が無念やるかたない非業の死を遂げる大惨事をもたらした。

東京大空襲の際、朝鮮人の被害状況だけを見ても、日本の戦争責任資料センターの機関紙「戦争責任研究」第53号に明記されたことによると、戦災民は4万1300人であり、そのうち死者は1万人をはるかに超えるという。

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大空襲直後、日帝は「天皇」がこの地域を訪問するという口実の下、死者に対する身元も調査しないまま67カ所の公園と寺院、学校の運動場などに土葬し、再び掘り出して朝鮮人の遺骨を意のままに処理する極悪非道な反人倫的悪行を働いた。

愛する父母妻子が待つ故郷の山河に白骨になっても帰られず、なじみのない他国で無縁仏になってしまった朝鮮人犠牲者の悲惨な運命は全的に、日帝の朝鮮占領と植民地支配に起因し、強制拉致犯罪の直接的所産である。

にもかかわらず、歴代日本当局はいささかの良心の呵責もなしに当時の反人倫的蛮行に対する真相究明はもちろん、朝鮮人犠牲者の身元の確認さえ関心を払わず、強制連行事実自体を歴史の闇に葬ろうとやっきになってきた。

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日本は、朝鮮人強制連行について「強制労働」と表現してはならないということを政府の立場として公式化した一方、歴史教科書に「強制連行」を「動員」「徴用」として表記する指針まで下達し、被害者と遺族の癒えない傷に真っ青な刃物を突きつけている。

日本は、反人倫犯罪に対する国家的責任を回避し、過去の侵略行跡を抹消し、次世代に歪曲された史観を注入するほど、国際社会に人倫・道徳も知らない破廉恥な国として残り、罪悪の賠償金だけを積み重ねるということを銘記すべきである。

朝鮮人強制連行および強制労働は、旧日本政府と軍部が全ての権限を総発動して働いた犯罪であり、人道に対する重大な犯罪、奴隷犯罪、戦争犯罪であり、法的時効に関する国際慣習法と成文法はこのような基本人権に関する犯罪には時効が適用されないと規制している。

戦犯国の日本は、朝鮮人犠牲者の遺骨が80年間放置されている実状を全面的に調査して真相を公開すると同時に、罪のない人々を死へ駆り出した希世の罪悪に対して被害者と遺族に徹底的に謝罪し、賠償するのが当然である。

日帝の強制連行によってうるわしい青春と惜しい生を無残に踏みにじられた被害者と遺族の骨髄に徹する恨みをなんとしても晴らしてやまないというのは、全ての朝鮮人民の確固不動の意志である。

米軍の東京、大阪大空襲の際、日帝がわが人民に働いた反人倫的蛮行は必ず計算されるであろう。---