同通信の報道全文は次のとおり。

敬愛する金正恩総書記が温堡勤労者休養所の新設工事を現地指導

【平壌３月８日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、労働省休養管理局の温堡勤労者休養所の新設工事を現地で指導した。

朝鮮労働党中央委員会の指導幹部である李煕用、金才龍が同行した。

朝鮮労働党咸鏡北道委員会の責任書記と人民委員会の委員長、建設現場指揮グループの幹部らが、現地で金正恩総書記を迎えた。

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温堡勤労者休養所の工事は、金正恩総書記が２０１８年７月、咸鏡北道の各部門を現地指導した際、わが国の有名な温泉地帯である鏡城郡の温堡休養所を、わが人民が文明的な生活を享受しながら温泉治療も受けられる総合的な文化休息拠点、治療サービス拠点として新設するよう与えた綱領的な現地での教示によって行われている休養および療養拠点の建設事業である。

金正恩総書記は、工事現場で指導幹部や実務関係者らに会い、建設状況を具体的に確認した。

金正恩総書記は、温堡勤労者休養所を人民が温泉文化を思う存分享受できるもう一つの特色のある文化生活拠点、先進的な休養および療養施設に完工するためには、建築工事はもちろん、その運営の準備においていささかの欠点もあってはならないとし、現在推進中の建設で現れている一連の偏向とその対策問題を明らかにした。

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金正恩総書記は、休養および療養を基本とする建設対象の使命と用途に応じて機能的要求を十分に具現し、建築面積の利用率を最大限高め、利便性を保つことが重要であると述べ、全般的な建設工事が最終段階に至っているだけに、この休養所を利用する人民がいささかの不便も感じないように細かい問題に至るまで関心を払って質的に終えるべきであると強調した。

金正恩総書記は、この休養所の特色であり、基本サービス業種である温泉治療が、人民の健康増進と文明享受に資するようサービスの条件と治療環境水準を一層改善する問題、景色のよい山間部という地帯的特性を積極的に活かして多様な文化生活領域と空間を拡大・造成する問題、工事が終わると同時にサービスを始められるよう運営の準備を手落ちなく整える問題をはじめ、工事と今後の管理・運営のための重要課題を示した。

金正恩総書記は、勤労者に治療および保養施設をきちんと整え、より先進的で最大限の便利を図るサービス条件を提供することは、わが党と政府の人民的施策の重要な構成部分、責任ある事業であるとし、われわれは人民のために存在し、人民の利益のために闘う本来の使命により忠実であり、常に革新的かつ積極的な姿勢で奉仕すべきであると述べた。

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金正恩総書記は、わが人民が優れた社会主義施策の恩恵の下で文明の実体を思う存分体験し、健康増進を図るように国の名山、名所に美しい自然景観とよくマッチした人民の文化休養地と療養所を近代的に立派に整え、総合的なサービス施設もより多く設けて、それが文化的進歩の拠点に、勤労人民大衆の生活漸進につながるようにするのがわが党の意図であると述べた。

金正恩総書記は、温堡勤労者休養所を地方固有の味わいと特色がよく生かされながらも、現代建築術の諸般の要求が確実に具現された総合的な山間部の文化休息および療養治療サービス拠点に建設すれば、われわれは実に多様な分野、多様な生活領域の開拓においてもう一つの張り合いのある成果を収めたことになるであろうとし、党創立８０周年を迎える意義深い今年に温堡勤労者休養所を立派に建設して人民に贈ろうと述べた。

金正恩総書記は、咸鏡北道塩盆津海洋旅館の建設に関する重要課題も示した。

金正恩総書記は、仕上げ工事のための追加予算の支出と労働力の編成をはじめ、温堡勤労者休養所の工事と塩盆津海洋旅館の工事の完成のための具体的な事業計画および建白書を現地で決裁し、その実行に関する手配を行った。－－－