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【北京共同】北朝鮮が即席麺の増産に力を入れている。食料不安を解消するため、昨年12月だけでも10カ所近くでカップや袋のインスタントラーメンの工場建設、生産設備の導入が完了したことが27日までに確認された。市民の間で急速に普及。国としての自給自足だけでなく、味の改良にも腐心している。

昨年12月に西部南浦や平壌南方の沙里院、北部恵山など全域で生産拠点が整備された。北朝鮮筋によると、かつては生産数が少なく流通が限られていたが、近年は種類が増え簡単に入手できるようになったという。

北朝鮮は旧来、コメとトウモロコシが主食。小麦の加工食品が広まったのは21年の政策転換の影響とされる。