北朝鮮人権団体が、3日北朝鮮人権法の国会通過を促し、北朝鮮人権運動を活性化するために、9月を「北朝鮮人権の月」と宣布し本格的な活動に突入した。

30余団体で成り立つ「北朝鮮人権の月事業企画団」は、この日午後国会憲政記念館で「北朝鮮人権の月宣布式」を開き、今月30日までに、北朝鮮人権問題公論化のための多様な行事を進行して行く事にした。

式では「『北朝鮮人権の月』行事は、国民参加を通じ、国民運動として大転換のための入り口に過ぎない」、「全国民と全世界が、北朝鮮人権改善を叫ぶ時、北朝鮮同胞たちの自由と人権の保障は現実になるでしょう」と ▲北朝鮮人権法通過 ▲北朝鮮人権問題の国政課題採択 ▲北朝鮮人権のための左右大統合実現が、宣言された。

国会で最初に北朝鮮人権法を発議したキム・ムンス京畿道知事は、激励辞で「大韓民国は北朝鮮人権に対しては世界で最も暗澹とした国だ」と「大韓民国が北朝鮮人権に対して先進国になることができるよう、京畿道知事として最前線で、北朝鮮人権法通過のために共に行動する」と明らかにした。

キム・チョンシク統一省次官は、祝辞で「国家やどんな団体、個人のために人権が制約されるとか侵害されてはならないということが、今日の時代精神であり、人権は進歩の核心価値だ」と北朝鮮人権問題の改善のために、政府が努力して行くと明らかにした。

イ・インジェ先進統一党代浮?nめ北朝鮮人権関連団体代表、大学生、脱北者など、300人余りが参加したこの日宣布式では、「今年輝いた北朝鮮人権活動家」として、キム・ヨンファン北朝鮮民主化ネットワーク研究委員と、イ・エラン北朝鮮伝統飲食文化院院長が選ばれた。

宣布式が終了後、ユ・セフィ北朝鮮民主化ネットワーク理事長と、ホン・スンギョン北朝鮮民主化委員会委員長などは、カン・チャンヒ国会議長が北朝鮮人権法の国会通過のために、与・野党の間の論議機高??閨A仲裁に立つことを要請する手紙をユン・ワンジュン国会事務総長に伝達した。

団体は、今月末までソウル市内のあちこちで、北朝鮮人権を主題にする国際映画祭、写真展詩会、国際会議とセミナー、音楽会などを開き、北朝鮮人権法と脱北者問題などに対する社会的論議を活性化するという計画だ。