人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は3日に朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、韓国が北朝鮮に対抗して開発した重量級弾道ミサイルを指して「核保有国に対して稚拙」なものに過ぎないと嘲笑った。

韓国軍は1日、京畿道・城南のソウル空港で開かれた「国軍の日」記念式典で、最新の弾道ミサイル「玄武5」を公開した。北朝鮮指導部が身を隠す地下バンカーを破壊する目的で開発された同ミサイルは、世界最大級となる8トンの通常弾頭を搭載する。

だが金与正氏は、核弾頭を搭載した「われわれのロケット砲1台の発射能力は、在来の弾頭の爆薬量で換算すれば900トンの爆発力に等しい」と指摘。通常兵器に過ぎない玄武5は、「自分らが非核国の宿命的な力の劣勢の壁を越えられないことを今一度自ら証明した」とこき下ろした。

さらに、韓国軍が北朝鮮の核・大量破壊兵器(WMD)の抑止と対応を主要任務とする「戦略司令部」を新設したことに対して「戦略兵器をたったひとつも保有できなかった群れが『戦略司令部』なるものをつくり上げたことは、脱毛病にかかった犬がかぶとをかぶったこと同様」「いくら犬がかぶとをかぶったとしても、トラやライオンに変身できない」などと揶揄した。