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アメリカの時事週刊誌タイムズが「北朝鮮の李雪主は、フランス革命当時のマリー・アントワネットを連想させる」と報道した。

タイムズ誌は、最近の寄稿文で、公式席上に海外ブランドであるクリスチャン・ディオールのバッグを持って現われた金正恩の妻李雪主に対し「李雪主のバッグは、北朝鮮勤労者1年分の給料にあたる」とフランス革命の過程で国庫を浪費した罪で処刑されたフランスの王妃マリー・アントワネットと比較した。

タイムズ誌は「金正恩と最近ベールを脱いだ李雪主の贅沢さは、北朝鮮が慢性的な食糧不足を瀕していることと関係し観察対象になっている」、「去る 6月と7月大規模の水害で、北朝鮮の多くの農場が破壊され、北朝鮮の食糧事情はさらに悪化すると予想されるときに、このような行動は人目を引く」と伝えた。

さらに「金正恩の父金正日は専属の板前を置き、10万本のワイン貯蔵庫を保有し、年間80万ドルを超えるヘネシーを楽しむ豪華な趣向を誇示して来た」、「北朝鮮の統治者が代を引き継いで豪奢な暮らしをするうちに、北朝鮮は国家全体が貧困に耐えられず、基本的な生活もできないことが露呈している」と皮肉った。

AFP 通信などで、これに先立ち北朝鮮媒体が公開した李雪主の現地指導写真などを根拠にして「李雪主の右側に、手の平より少し大きい大きさの黒い色ハンドバッグが置かれていたが、クリスチャンディオールの製品と見える」と報道している。