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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が29日、水害で被害を受けた平安北道(ピョンアンプクト)復旧建設事業を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、李日煥(リ・イルファン)の両書記と朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀部のキム・ヨンボク副総参謀長が同行した。金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長と玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が同行していることが写真から確認される。

金正恩氏は、住宅区画の鳥瞰図を見ながら建設状況を確かめ、「被災者の苦痛を一日も早くいやしてやり、被災地の生産および生活秩序を正常水準に回復させる問題は現時期、わが党と政府に提起される最急務的な課題である、全ての建設者が倍加された努力と真心を尽くして最短期間内に住宅建設を最上の水準で完工し、水害地域の人民が幸せのわが家に住むようにすべきである」と述べた。

また、「全ての建設者が質保障はすなわち党政策の正確な貫徹であり、党に対する人民の信頼の念を守る重要な政治的問題であることを銘記し、設計上、工法上の要求を徹底的に順守するようにし、質の向上をなおざりにするいささかの傾向に対しても絶対に黙過せず適時に強い闘争を展開しなければならない」と強調した。

つづけて、「軍人建設者と被害復旧戦場に志願した青年突撃隊員はわが党が天のごとく見なす偉大な人民のための栄誉ある闘いの先頭に立った前衛闘士である」としながら、「彼らの生活条件保障に常に深い関心を払う」「党的に重要な措置を取るであろう」などと述べた。

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金正恩氏は、島地域の堤防工事状況も確かめ「今日の被害復旧戦闘は党の農村革命綱領に示された農村文明の発展段階を一段と引き上げる上で重要な位置を占めるもう一つの政治的工程である」と主張した。

そのうえで、「軍人建設者と青年突撃隊員が全面的国家発展に向かった壮大な偉業を担っていく新時代の創造者、開拓の主人公であるという自覚と確固たる自信を持って水害地域の人民に安定し、文明の生のよりどころを一日も早く与えるための栄誉ある戦場で輝かしい偉勲を立てていく」との期待を表明した。