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韓国統一省の柳佑益(リュ・ウイク)長官は18日、「北朝鮮が今後も住民を飢えに苦しませ武力挑発を行う場合、さらなる孤立と制裁を免れない」と表明した。

柳長官は同日の記者懇談会で北朝鮮の長距離ミサイル発射と関連し、「失敗に終わったが重大な挑発行為であり、深刻な安全保障上の脅威とみなす。ミサイル及び核兵器に対する北朝鮮の継続的な開発意志が確認された」と述べた。

また「金正恩体制は否定的なスタートを切ったが、韓国政府は北朝鮮体制を危うくしたり転覆させる考えはない。20年あまり続いてきた北朝鮮の核問題に対する葛藤に対し『根本的な省察』が必要だ」と強調した。

続いて「北朝鮮の核問題解決をめぐった悪循環を停止させる、根本的な選択が必要ではとの世論に注目している」と付け加えた。「対話→挑発→報償→対話」のパターンでは、北朝鮮の変革と非核化を導き出すには限界があるとの指摘だ。

柳長官はまた「南北関係は国際社会の議論と国民世論を注視しながら進めていく。しかし宥和措置を拡大してきた過去の努力は、当分留保するしかない」と述べた。

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かつて韓国政府は対北朝鮮宥和措置の一環として、非政治的な領域の宗教、芸術分野をはじめ、社会文化、学術部門、加えて当局間対話も念頭においてきたが、北朝鮮の長距離ミサイル発射と韓国への非難により、宥和措置の拡大は困難となった。

ただし、「民間の人道支援や国際機高?ハした社会的弱者層への支援は今まで通り続けていく」と述べた。

最後に、柳長官は「局面は厳しいが南北関係発展という期待を完全に諦めようとは思わない。北朝鮮が正しい道を選択するきっかけの余地を残しておきたい」と述べた。